昨日はクラスメートたちが集まって焼肉を食べに行くという素敵なイベントがあった。
ぼくは参加しなかったけど。
ああいう雰囲気は好きじゃない。
そしたら夜の九時半ごろ、友人から携帯に電話がかかってきた。
焼肉屋を出たあと、みんなそのすぐ向かいにある公園に移動したらしい。
「とにかく来い!」
そういわれ一方的に電話を切られたぼくは、しぶしぶ公園に向かった。
公園の前についた途端、
「うおっ、まなぶキタ!」
と叫びながら友人が走ってきた。
さらには手で鉄砲の形を作りながら、自転車に乗っている僕に向かってその指先を突き出し、
「動くな!手を上げろ!」
笑いながら、ぼくも言い返す。
「いや、それじゃこけるし」
そんなばかな会話をしながら、ぼろぼろの自転車をそのへんに倒して公園の中に入る。
夜十時。
ぼくは、ちゃちな滑り台の上にたって、空を見あげた。
一緒にしゃべっていた数人の友人もそれに従う。
真っ暗な空。星は雲で見えない。
みんなの声。
たまに聞こえる笑い声。
みんな、いつもよりゆっくりと言葉を紡いでいる。
もう、これからしばらく、みんなが集まることはない。
だから、この夜は大切にしないといけない。
ぼくは滑り台をおりて、話を始める。
どうでもいい話。笑い話。
夜中だからかもしれない。
みんなの笑い声がいつもより響いて聞こえた。
こういう雰囲気は、すごく、好きだ。
「ごめんな、無理やり呼び出して。」
「ううん、ありがとう。」
投稿者 manabu : 2004年03月20日 05:40 | トラックバック